安田のボツネタ日記

没2002年某月某日(某)
パンツがやぶれた!
かれこれ4年モノのパンツ。布がすれて薄くなりそして・・・さけた!
裂け目に手を突っ込み伴野めがけて
「ビリビリパーンツ!!」とやぶってやった。
伴野は大喜びだ。
こんなにすりきれるまでがんばったパンツ・・・
パンツってすごい!!

古代ギリシャ。
4年に一度各ポリスはその自治権をかけて綜合スポーツの祭典「オリンピア」を開いた。
ある年、ある弱小ポリスはオリンピアに種目別選手を出場させる。
中でもかけっこの選手パーンシスは初の試みをする。

地平線の向こうから、スローモーションで走る男達の群れ。
表情は苦痛に耐えている。
「ビターン!ビターン!ビターン!」と地響きのような音
左右の太ももに打ちつけられる振り子の音
その中を一人無音でかけてくる男、パーンシス。
その顔は笑顔・・・

このつづきが観たければしばし待て。
ボツ箱寸前の「ジ・オリンピック」
他選手のお話はまた後日・・・


没2002年某月某日(某)
そろそろカブト虫の土をかえてやろう!!
僕の部屋には今カブト虫の幼虫が20〜30匹いる。
今年は少ない方だ、昨年は衣装ケースに4はいほど飼っていた・・・とにかくいっぱいカブト虫になった。
さて、僕はちょっとだけ昆虫が好きだ・・・だがマニアやおたくとは違う、ちょっとだけ好きなだけだ。どれくらい好きかというと寝袋をもって昆虫採集をしに行ったことがある程度。
だから部屋には寝袋がある。
そこで寝袋を使った芝居はいかが?
題して「いもむし君」

いも太といも子は将来を約束していた。
二匹ともいつかきれいな蝶になるのが夢だった。
ある日いも太は身体に異変を感じる。
そう、いも太の身体にはジバチの卵が産み付けられていたのだ!!
口から糸を出しながらイモ太は叫ぶ
「僕は・・・さなぎになりたくなあーい!!」
数日後、サナギのイモ太の背中は「バキバキ」と音を立てて割れ・・・
「ブーンッ!!」と激しい羽音が遠ざかっていった。

-幕。-

寝袋に入ってうごめいてくれる美人女優が見つからずボツ箱へ・・・


没2002年某月某日(某) 
今日、泉さんがやってきた。
この人はエホバの証人だ・・・。
決して僕がエホバなわけではない。
だいたいどんなやつが来ても追いかえすのが安田家の基本だ!
どんなしつこい新聞勧誘もうつろな遠い視線で「で・・・?」といえば必ず引く。
しかし、泉さんは特別だ、なぜならかわいい。
伴野も言っている。かわいいからいいよね泉さんは・・・と・・・だから少々の話はきいてしまう。そこでおもしろい!?ものをくれた。「宗教の本」
それもただで・・・。もちろん、エホバから見た「宗教の本」だ。
世界各国様々な宗教・・・。
怖くてまだ全然読んでいないが、そこで考えた。
「一番強い神さまってだれ?」
神々の勢力バランスがくずれ、神々の戦い
「ゴッド・ウォー」が始まるのだ!!
数でいくなら仏教軍団か!?おじぞうなんて特攻隊なのかな!?
特殊能力ならイスラム教軍、ヒンズー教軍なんかすごそーだ。
かわいそうなのはキリストか。部下がみんなただ人間だもの・・・。

必殺技なんかも楽しそうだ。
「キリストクロスチョープ!!」
「ブッダがぶった!!」
「まひ○り手かざし!!」
「ラーフラッシュ!!」
「あ●はらジャーンプ!!」
「みなさん最高ですかぁー!!」
各宗教団体からの圧力が怖いのでボツ箱へ・・・。


没2002年某月某日(某) 
年末というわけでもないが部屋のそうじをした。
絵ハガキが出てきた。海の絵だ。
何も書いてない−。そうだ、誰かに出したらカッコイイなあと思って買ったが出す友達がいなかったのでそのまま忘れてほったらかしだった。
部屋のしっけでぐにゃぐにゃにまがってる。
こんなのカッコよくない・・・。
そこでふと、こんなのどうだ・・・。

ある日、一ぴきのなめくじが絵ハガキをみつける。
そこには海の写真が・・・。
彼は思う「海が見たい!!」と−。
小さな生き物の大冒険がいまはじまる。
出会いそして別れ・・・一つの旅の中で彼はひとまわりもふたまわりも成長していく。
そして彼はとうとう海へたどりつく・・・。
ナメクジ君「わあー!海だぁ・・・。」
最後の力をふりしぼり走るナメクジ君。
ナレーション「−彼は、海になった。」
オープニングでおちがわかるのでボツ箱へ・・・。


没2002年11月28日(木) まぁー晴れ。
今日は平日だが仕事がお休みなので伴野と買い物へ行く。
衣裳の買出しだ。
「ファッションセンターしまむら」
しまむらはイイ。毒々しい色、デザインのものがとても安い!ユニクロに負けない。
ふと気づくと伴野のフリースがほころびていたので「やっぱユニクロだな」というと、伴野は「ユニクロは低価格、高品質の代名詞なんだぞ!」と反論・・・そこでひらめいた。
ユニクロ派はユニクロン
しまむら派はしまむらー
「戦えユニクロン対しまむらー」なんか楽しそうだ。
これならどんどんできる。
「ロッテリン対マック・ドー」
「よしのやん対スキヤキン」
「すがきや仮面対どんどん丸」
でも戦うだけでこれ以上発展がないのでボツ箱へ・・・。


没2002年11月27日(水) くもり
年末ジャンボの発売が始まった次の日。全く、特別な日ではないが、不定期だが「ボツねた日記」なるものを書いてみることにした。

仕事場でよくスポーツ新聞を見る。マライヤが来日して、半乳をみせながら記者会見。マライヤに半乳・・・なんかいやらしい。
そう!スポーツといえばスポ根(スポーツ根性物、これが今の十代にはつうじなくてまいった。)3部作として構想のある「パパピンポン」「ダディカバティ」そして「ばばバドミントン」・・・。
今日はこの「ばばバドミントン」について考えてみよう!!
平成天皇の奥さん、みちこさんにあこがれたばあさんが、テニスをはじめようとラケットを買うがそれはバドミントンのラケットだった。
そこでばあさんはバドミントンを始めた!!と、いうだけの話だが・・・。
「ばばバドミントン」ゴロがいいでしょ?

あと、スポ根というのは、てきとうなことをあつく語らせるだけで成立してしまうので作家的にはとても便利である。例えば−
マッチポイント最後のサービス。
満身創痍の老婆うめは荒い息の中、シャトルを見つめこうかたる−。
うめ「あんたら娘っ子とは、しょってる人生の資量がちがうのサ。
   あたしゃこのシャトルへ乗せるよ−。
   明治、大正、昭和、そして平成。激動の4世代、
   それを生きぬいた国民の思いを!!
   目覚めよ、日本ッ!!!」
孫 「ばぁさぁ〜〜〜〜〜ん!!!」
熱い・・・熱い。ぜひ今の若者達にガツンッ!といってやってほしい。
そのためにもやはり老婆役はこのうめさんに近い年頃の方にやって
いただきたい・・・でも、スポ根ドラマの稽古そして本番・・・
大丈夫かな・・・。
うめ役の方にはそんなことはせず残りをゆっくり生きていただきたく、ボツ箱へ。

ところでマライヤもしぼむのか!?

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